イクメンデータアナリストのブログ

コンサルのこと/Pythonのこと/Tableauのこと などを備忘録的に書いていこうと思います。

Tableauでサマリーの一部をグラフ上に表示する!

こんにちはbudouです!

今回は、サマリー機能で見ることが出来る記述統計量などの情報を、グラフ上でそのままデータに当てはめることができる便利で素敵な方法を紹介します。

f:id:budounomizu:20190623233449p:plain
完成イメージ

「サマリー機能」「記述統計量」に関してはこちらの記事を参照下さい。 www.budounomizu.work

はじめに

タブローの特徴である「GUI操作でデータから示唆をごく簡単に得られる」というところのとても良い一例かと思います。 少なくともここの機能を使えるようになることで、「おぉ!タブローすごい!」となる人がいるのではないかなぁと思います。 私もこれがポチポチするとすぐに作れることを知って「タブローすご!!」となった一人です 笑

データをレコード単位で表示してソートする。

今回のスタートは、上記の通りで「サマリー機能」を使って、レコード単位でデータの記述統計量のいくつかを見ることができている状態からスタートします。 ここまで作る参考はこちら。

www.budounomizu.work

ちなみにスタートの状態はこんな感じ。

f:id:budounomizu:20190623235836p:plain
今回のスタートの状態

ソートする。

f:id:budounomizu:20190623235947p:plain
ソート

グラフが画面に入りきらずに切れてしまっている!ので画面に収まるように修正する。

  • 画面表示を「ビュー全体」にする。
    f:id:budounomizu:20190624000234p:plain
    ビュー全体

こうなる

f:id:budounomizu:20190624000512p:plain
こうなる

「アナリティクス」ペインを開いて、平均線と四分位数と中央値をグラフに追加する。

  • 「アナリティクス」ペインを開きます。

    f:id:budounomizu:20190624000844p:plain
    アナリティクスペイン

  • 「平均線」と「四分位数と中央値」をドラッグ&ドロップする。

f:id:budounomizu:20190624001223p:plain
平均線と四分位数と中央値をドラッグ&ドロップでグラフに追加する。

f:id:budounomizu:20190623233449p:plain
完成イメージ
出来た!!

ふむふむ。 平均に対して中央値がだいぶ下にあるということは、 売上分布の裾は右側(上の図で見て)に伸びているなぁ~ 売上上位のレコードが平均を引っ張っていて押し上げてるなぁ~ などが「サマリー」がグラフに乗っかることによって、"なんとなくそう見える"というところを越えて数値で説明することが出来そうですね。

おわりに

これは...Pythonで同じものを作ろうと思うと(既にメソッドとしてどこかで公開されているのかも知れませんが、現段階では私は知らない)書く必要いろいろありそうかなぁと思うところですがタブローなら一瞬ですね。スバラシ~~☆彡